この記事では、パチスロで勝つための超重要な要素として「期待値」について解説していきます。

この期待値を理解していないと、パチスロで勝つことは極めて難しいので必ず理解しておきましょう。

逆に期待値を理解することにより、「この台は期待値がないから打つ意味がない」と気づくことが出来ます。

期待値とは

そもそもパチスロにおける期待値とは、「あるゲーム数から何千回、何万回とそれを繰り返したときの1回あたりの平均収支」のことです。

簡単な例としてアナザーゴットハーデスの天井期待値を見ていきましょう。

アナザーゴットハーデス天井期待値

▼ハーデス天井期待値▼
ゲーム数 天井期待値
300G~ -50円
400G~ +825円
500G~ +648円
600G~ +1770円
700G~ +3405円
800G~ +5008円
900G~ +6111円
1000G~ +8343円
1200G~ +14587円
1400G~ +24030円
1599G~ +35347円

◆AT後30G前後消化前兆なしやめ

上記の期待値というのは、打ち始めてすぐにGOD揃いや逆に、天井まで行き100Gスタート、など様々なことが起こったうえでAT終了後やめどきを忠実に守った時の平均収入です。

一番重要なポイントとしてあくまでも平均だということです。

どういうことかと言いますと、ハーデスを1000Gから打ち始めた時に天井期待値は+8343円ですが、1回だけ打ったからと言って必ず+8343円になるわけではありません。

確率の収束と同じように、何回も回数を重ねるごとにその確率に向かって収束していくもので、期待値も確率を計算したものです。

ですから、何千回、何万回といった回数をこなすことで平均して1回あたりの収入が+8343円に近づくということです。

現実問題、何万回も打てませんが、なるべく数を多く打つことで安定してきます。

期待値シュミレート

今回用意したのはサイコロの目で収支を決定する天井狙いのモデル。具体的にはこんな感じ↓

シミュレート条件

どのシミュレート条件も期待値は2000円、勝率は33.3%になってます。

違うのは出た目に対応する収支。例えばサイコロを振って1が出た時、Aは-13000円、Bは34000円、Cは3000円の収支になるといった具合です。

この条件で1000回試行のシミュレートをしてみたところ・・・

期待値2000円勝率33.3%シミュレート

当然全部プラスになります。プラスの期待値稼働をすると収支は必ず右上がりになるということは、いろんなブロガーさんがおっしゃっているので今更言う必要もないと思ってます。

今回は、これを試行回数別に区切って具体的な収支の動きを見てみます。

まずは20台試行した時の収支グラフ。スロットをちょっと楽しめればいいやって感じの人だと、月にこれくらいかなという数字です。

20台試行

シミュレートCめっちゃ負けてるw

20台ほどでは全く結果が出ない人もいるということがわかります。一方でシミュレートAは期待値の倍は出てます。

確認ですが、これらのシミュレート条件はすべて同じですからねw

では続いて50台試行した時の収支グラフ。兼業の人が月にこれくらい拾えてたら結構頑張ってるなという数字。

50台試行

シミュレートCが相変わらず絶不調w

シミュレートBも途中マイナス収支に転落してますね。2000円×50台=100,000円なんで、この時点ではどのシミュレートも期待値割れです。50台程度ではまだまだということですね・・・。

さらに試行を増やして100台。大学生が月にこれくらい拾えてたら、こいつ全然勉強してないなっていうラインですねw

100台試行

シミュレートC逆万枚www

再度確認しておきますが、これらのシミュレートは全部同じ条件です。期待値2000円勝率33.3%だと100台程度ではまだ負けうる範囲ということですね。

実際のスロット天井狙いの勝率は40%くらいはあるし、お宝台を拾う場合なども考慮すると、この結果になることは稀だと思います。もちろんボーダーを守っているのが最低条件ですが・・・。

どんどん行きます。次は200台試行。専業の人でも現実的には1ヶ月ではおそらく無理な数字。

200台試行

この100台で一気にシミュレートCが巻き返しました。一応言っときますが、シミュレート条件を変えたりはしてないですからねw

おおよそ100台で400,000円くらいプラスなんで期待値の倍出てることになりますね。

正直言うとこのデータはあんまり出て欲しくない結果です。まるでスランプの後は引き強になるみたいなイメージがついてしまいそうですが、こうなったのはたまたまです。

こういうデータが出てしまうのは、わかりやすいようにサイコロモデルでシミュレートしてるからですね。6種類の収支結果ではなく、重複を含む20種類くらいの収支結果にするともっとそれらしくなると思います。

500台試行。この辺になると軍団とかですかね?いい例が浮かばないですw

500台試行

いかにも右上がりって感じのグラフになりましたね。

380から480くらいの範囲でまたシミュレートCが逆万枚達成してますが、これくらいの台数をこなしているとあまり気にならなくなってきます。

この台数をこなすと気にならなくなるっていうのが期待値の本質に近いです。

確率や期待値モデルのこういった状態を「収束する」っていう安易な言葉で説明する人が多いんで、1000ハマリのジャグラーはもうすぐペカるとかいうタチの悪いオカルトが横行しているんだと思います。

1000台試行。これは一番最初の三つのグラフを一つにまとめたものです。

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1000台試行

シミュレートCの最初の逆万枚がすごく小さく見えます。

このように試行回数を増やしていくと、少ない試行回数での結果は取るに足らない誤差になっていきます。

重要なのは、この誤差を耐えきるメンタルと資金力があるかどうかということ。

この誤差に耐えかねてボーダーを下げてしまったり、資金が底をついてしまうようだと話になりません。

資金に関してですが、今あるちょっとした軍資金を使って資金をなんとか作っていこうとか考えている人は、今回のシミュレートのような一般的なボーダーで打っていては、軍資金が底をつく可能性があるということです。

軍資金がショートするのは運が悪いからではなく、狙い目が悪いのです。

軍資金が無いうちから、軍資金がある人達と同じボーダーで打っていてはショートする可能性があるのは当然です。

自分はよく環境に合わせて狙い目を調整してくださいということがあります。(他のブロガーさんもよく言ってると思います。)

あれはライバルが多いなら少し浅めから打とうという意味もありますが、それ以上に自分の財布が空にならないように気を付けてくれという意味合いの方が大きいです。

負け額を減らす一番簡単な方法は、回収額を増やすことではなく、投資額を減らすことです。

資金に不安がある人は、期待値がプラスだからという理由で機械的に打っているだけでは、上手くいかないこともあるということを覚えておいてください。

さて、ここまで期待値の動きを追ってきたわけですが、いかがでしたでしょうか?

全くの同条件でも、全然違う動きをするということが分かってもらえたと思います。

同じ期待値を打ってもこれだけ過程や結果に違いが出るのですから、現実で他人と全く同じような結果を出せるという事はほぼありえないです。

期待値というのはあくまでスロットを打つための指針であって、同じ過程を踏み、同じ結果を導くわけではないということを肝に銘じておきましょう。

引用元;期待値の理解を深める

ヤメ時

そして、ヤメ時を守らないと期待値というものは下がります。

さきほどあげたハーデスの天井期待値は、AT後30G前後消化前兆なしやめの結果なので、30G以降もズルズルと打ち続けることで期待値がどんどん下がります。

ですから、機種ごとのやめどきをしっかり守る必要があるのです。

期待値を減らさない為に

ヤメ時を守るのはもちろんのこと、他にも小役を取りこぼさない、閉店時間も考慮するといったことも必要です。

期待値というのは閉店時間が近づくにつれて徐々に下がっていきます。※ART機種に限り

ジャグラーやハナハナなどのAタイプの台はいつ打っても期待値は一緒です。

理由はAタイプの場合はボーナスのみなのですぐに消化できますが、ARTやAT機種だと300Gとか上乗せしたら消化に何時間もかかります。

期待値というのはさっきも言った通りあくまでも平均値なので、全く出なかった時の分もめちゃくちゃ出た時の分、両方の可能性を考慮した上で計算されてるので、残り1時間とかだとめちゃくちゃ出た時の分がなくなってしまいます。

要は残り時間までの考慮はされていないということです。

だから、閉店時間を考慮して打つ必要があります。

僕は閉店残り2時間半前くらいからは打たないようにしてます。

もちろん、期待値の高い台なら打ちますが、機種によっても変わりますね。

特にGODやハーデスなんかは、荒い機種ですからかなり早めじゃないと打ちません。

番外編

期待値の計算方法

さきほど説明した天井の期待値は別の計算方法ですが、ここでは設定狙いなどで有効な機械割を用いた期待値の計算方法について解説してきます。

どんな機種でも同じ計算方法が適用できるので必ず覚えておきましょう。

まず一般的なパチスロを1日打ったらいくら勝てるかの期待値を計算しましょう。

パチスロの1日打ったときの期待値は、

期待値=メダルの投入枚数×機械割-メダルの投入枚数

で算出できます。

例として、アイムジャグラーの設定6を1日打った(6000G)場合の期待値を計算していきます。

アイムジャグラーのスペックは、以下のようになります。

設定 BIG REG 合成 機械割
1 1/287.44 1/455.11 1/176.17 96.9%
2 1/282.48 1/442.81 1/172.46 97.8%
3 1/282.48 1/348.60 1/156.04 99.9%
4 1/273.07 1/321.25 1/147.60 102.0%
5 1/273.07 1/268.59 1/135.40 104.2%
6 1/268.59 1/268.59 1/134.30 106.6%

1日8000ゲーム回すのに必要なメダルの枚数は、8000ゲーム×3枚=24000枚です。

そして設定6の機械割は、106.8%となりますので、先程の「期待値=メダルの投入枚数×機械割-メダルの投入枚数」に代入すると、

出玉は、「1584枚=24000枚×106.6%-24000枚」となります。

つまり、アイムジャグラーを1日8000G回した時の期待値は、1584枚なので等価交換だと31680円となります。

まとめ

期待値というのはあるゲーム数からしっかりと条件どおりに打ったときの平均収入で毎回+○○○○円というわけではありません。

「あくまでも平均」だということで、回数を重ねることにより確率通り収束していきます。

ですから、安定させる為にも数をこなすことが必要となってきます。

そして最後に、毎回やめ時を守らないと期待値を大きく損失する場合もあります。

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